朝刊に「日本航空　最終赤字１３００億円」との記事が掲載されていました。「事実上の債務超過に陥っている可能性が高い。」ともあります。このような会社に、膨大な税金を投入するのでしょうか？
企業年金問題など、レガシーコストが大量にあり、穴の空いたバケツに水を注ぐようなことになります。
また、自分たちの払った運賃や税金が高額な年金などに消えていってしまうと言うことなら、ＪＡＬには乗りたくないという心理が働いて、乗客のＪＡＬ離れが促進されるのも当然と思います。

ちなみに、アメリカではパンアメリカン航空のような有名な航空会社でも倒産しています。

鳩山首相は「無血の平成維新」と国会で演説していますが、日本郵政のトップに、大蔵省の所管の法人などを渡り歩いて荒稼ぎした人物を持ってきてしまったのでは、今までと全く同じで、平成維新などと言う気概があるとはとても思えません。

一流大学を出て、一旦公務員や大手に就職したら税金で面倒見て一生安泰、就職難の若者は派遣で働いて仕事が無くなったら住むところも無いでは、若者が夢を持つのは無理だと思います。
失業保険などのセーフティーネットを充実した上で、みんなにチャンスを与える社会にしていかないと、世の中の閉塞感は払拭できません。
若者による変な犯罪が増加しないことを祈ります。

日本航空：最終赤字１３００億円、がけっぷち　年金・収益力、解決見えず