ドラマ「ハケンの品格」が人気が有るようで、まわりでも話題になったりします。私も先週、初めてみたのですが、最近女性で派遣で働いている人も多く、能力のある派遣社員として活躍する 春子(篠原涼子)にあこがれる女性も多いのでしょう。
コンピューターのソフト開発の世界では、30年近く前から、請負のソフト開発を客先で行うようなプロジェクトの形から派遣に移行して行ったと思いますので、それほど新しい就業形態ではないと思います。
派遣と言う就業形態を就職難とはいえ、自分で選択した場合には、まだ良いですが、大手の製造業などでは、従業員に同じ仕事をさせながら別会社にして、元の職場で働かすと言った事が見受けられます。特にバブルの崩壊以降そのような会社が増加したと思います。会社の経営的には、いやなら辞めてくれという事で、リストラ、経費削減になりますが、従業員にとっては、一種のいじめと言えるでしょう。経営者が贅沢をしていて、このようなことをやってる会社もありますが、長い目で見たらベースのところで組織が疲弊していくと思います。会社に愛着を持って、生き生きとプロジェクトで開発にまい進した時代が懐かしく思い出されます。時代は後戻りは出来ませんが。