アメリカのフロリダ州デルレイビーチで行われている男子テニスツアーのデルレイビーチ国際テニス選手権のシングルス1回戦で、ATPランキング69位の添田豪が39位のマリンコ・マトセビッチ(Marinko Matosevic)に2-6、6-4、7-6の逆転で勝利し、2回戦に進出しました。
マトセビッチには先週のアメリカ国際インドアテニス選手権では惜しいところで負けていましたが、今回は最終セットのタイブレークを劣勢から勝ち取った今後につながる非常に大きな一勝でした。
第4シードでATPランキング16位の錦織圭は150位のイヴォ・カルロビッチ(Ivo Karlovic)に4-5途中棄権で敗退しました。
錦織は先週のアメリカ国際インドアテニス選手権で優勝していて、その時に痛めた脇腹の調子が悪化したようです。カルロビッチにはデビスカップのクロアチア戦でも敗れていますが、208cmの長身から大きく跳ね上がるサーブを打たれると、身長の低い日本人選手にはレシーブが厳しく、体の負担も大きいと思います。このまま試合を続けると大きな故障になることも考えられたので無理をしなかったのでしょう。
添田の2回戦は、第一シードのジョン・アイズナー(John Isner)との対戦になります。アイズナーも205cmの長身選手です。一回戦ではジェシー・レヴィンと対戦し、7-6、5-7、6-4で勝っていますが、何と28本のサービスエースを奪っています。身長175 cmのレヴィンがアイズナーのサービスゲームを2度ブレークし、セットも1つ取っているので、添田にも勝てるチャンスは十分にあると思われます。
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