ウインブルドンテニスのシングルス一回戦で錦織圭、土居美咲、奈良くるみが勝ち、2回戦に進みました。
ダニエル太郎と西岡良仁は敗退し、日比野菜緒は途中雨の為にサスペンデッドとなりました。
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ATPランキング6位で第5シードの錦織圭 (Kei Nishikori) が 124位のサム・グロス(Sam Groth)に6-4、6-3、7-5のストレートで勝利。
ビッグサーバーのグロスに15本のサービスエースを決められましたが、グロスのファーストサーブインの確率が52%、ファーストサーブが入った時のポイント率が57%。トータルでグロスのサービスゲームを6回ブレーク。グロスのサービスゲームさえ攻略出来れば、ストロークで勝っている錦織が終始危なげ無い試合展開で勝ちました。
2回戦の相手は 547位のジュリアン・ベネトー(Julien Benneteau)
過去の対戦成績は錦織の3勝1敗で、3連勝中。
ATP Head to Head: Kei Nishikori vs Julien Benneteau
痛めた脇腹の具合さえ問題なければ、順当に勝ち上がってくれるでしょう。
114位のダニエル太郎(Taro Daniel) が 97位のフアン・モナコ(Juan Monaco)に5-7、6-4、3-6、2-6で敗退。
ダニエルのストローク力は十分に通用しましたが、エンドライン後方からのプレーが多く、決定力不足で勝ち来る事は出来ませんでした。しかし、サービスの威力も以前と比べると格段と向上し、かなり実力はアップしてきていると思います。今後の実力アップに期待したいと思います。
122位の西岡良仁(Yoshihito Nishioka) が 94位のセルギ・スタコフスキ(Sergiy Stakhovsky)に、3-6、4-6、4-6のストレートで敗退。
193cmの長身のスタコフスキに19本のサービスエースを取られ、ファーストサーブインの確率が73%、ファーストサーブが入った時のポイント率が86%と、サービスゲームを攻略できませんでした。
予選3回戦を勝ち上がってきた西岡でしたが、残念ながら一回戦敗退となってしまいました。
WTAランキング49位の土居美咲(Misaki Doi) が 73位のルイザ・キリコ(Louisa Chirico)に6-1、6-2のストレートで勝利。
サウスポーの土居のサーブにキリコがタイミングが合わないようで、安定した試合展開での危なげない勝利でした。土居は本当に強くなりました。
2回戦では、17位で第15シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova)と対戦します。
過去の対戦成績は土居の1勝4敗。
WTA Head to Head:Misaki Doi vs Karolina Pliskova
強敵ですが、今の土居の調子なら、善戦が期待できると思います。
93位の奈良くるみ(Kurumi Nara) が 58位のマディソン・ブレングル(Madison Brengle)に6-2、6-7、6-3のフルセットで勝利。
右足の太もものテーピングが痛々しい奈良くるみですが、気力で走りまくり勝利をもぎ取りました。
試合が終わって、ネットの所で握手した後コートに倒れこみ立ち上がれなくなるほどに疲れ切っていました。
2回戦では、109位のカリーナ・ウィットフェフト(Carina Witthoeft)と対戦します。
過去の対戦はありません。
ランキング的には奈良よりも格下ですが、第25シードに勝って勝ち上がってきているので、侮れません。
70位の日比野菜緒(Nao Hibino) と 38位で32シードのアンドレア・ペトコビッチ(Andrea Petkovic)の試合は、6-3、5-7、1-5の日比野のサービスゲームの途中で旧に雨が降り出し、そのままサスペンデッドになりました。
立ち上がり、ミスの多いペトコビッチに助けられ、第一セットを取った日比野でしたが、ペトコビッチのストロークが徐々に安定し、逆に日比野のミスが目立つようになり、第2セットを取られると、第3セットは一方的な展開となってしまいました。
1-5とスコア的には厳しいですが、1日の休みで作戦を立て直しての奇跡の逆転勝ちに期待したいと思います。
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