有明コロシアムで行われていた、三菱 全日本テニス選手権の決勝戦で、綿貫陽介が内山靖崇に勝ち優勝しました。
18歳の期待の新人が決勝へ進んだと言う事で、昨日は有明コロシアムへ観戦に出かけました。
この大会は国内の選手のトップを決める大会で、ATPポイントが稼げないので、ATPツアーレベルで活躍している選手はほとんど出場していませんが、それでも18歳での優勝は素晴らしいことです。
第14シードの綿貫陽介(Yosuke Watanuki) が第2シードの内山靖崇(Yasutaka Uchiyama)に6-2, 6-4のストレートで勝利。
最後の最後に硬くなってミスショットが出ていましたが、終始、ストローク力に勝る綿貫選手が内山選手を圧倒した試合でした。
非常に動きが機敏で躍動感があり、深いショットとアングルショット、トップスピン系とフラット系のショットの切り替えが鋭く決まっていました。
ここ何年か錦織に続く選手として、色々な若手選手が注目されてきましたが、若い頃に国内でサービス力で勝ってきた選手は、海外のプロと対戦すると全く勝負にならないケースが見受けられました。
綿貫選手の錦織選手に似た機敏な動きには将来性を期待させてくれるものがあります。
現在のATPランキングは600位台ですが、今回の大会では174位の守屋と216位の内山にストレート勝っています。既にトップ100に近いレベルの実力があると思われ、来年は大きくランキングアップしてくることは間違いありません。
観客を魅了するテニスで、今後沢山のファンが出来る事でしょう。
「錦」と「綿」の字が似ているのも、覚えやすくて良いですね。
これから注目していきたいと思います。
綿貫陽介 公式サイト,ブログ
内山靖崇公式ブログ