右手首の負傷により5カ月ほど公式戦を欠場していた錦織選手が、復帰2戦目のアメリカのダラスで開催されていたATPチャレンジャーツアーで優勝しました。
ATPランク24位で、第1シードの錦織圭 (Kei Nishikori)が158位のマッケンジー・マクドナルド(Mackenzie McDonald)に 6-1, 6-4のストレートで勝利。
第1セットの出だしのサービスゲームのキープには苦しみましたが、ここを乗り切ると錦織ペースに。1−1から一気に5ゲームを連取して6-1。
第2セットも錦織がマクドナルドのサービスゲームを1ゲームブレークして6-4で勝利。
危なげのない戦いでした。
今回は復帰初戦のニューポート・ビーチの1回戦で敗退したデニス・ノビコフに初戦でリベンジしてから、徐々に調子を上げて、準決勝・決勝戦ではかなりレベルの高いテニスができていました。
特にミスの多かったフォアハンドの精度がかなり向上してきました。
ビッグサーバー、サウスポー、ストローカーなどいろいろなタイプの選手と対戦し、徐々に実戦の感覚が戻ってきたのではないかと思われます。今回の2週連続のチャレンジャーツアーへの出場の決断は正解だったと思われます。
ただ、改造中のファーストサーブインの確率が51%。ATPツアーレベルで戦うには、まだ発展途上のようです。
ATPチャレンジャーの動画配信サイト ATP on LivestreamのPast Eventsに試合の動画がアップされていますが、今回の試合は5万近く再生されていました。
[1/WC] Kei Nishikori (JPN) vs Mackenzie Mcdonald (USA)
決勝戦では会場も満員になっていました。
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