ニュースで麻生首相が高齢者について「働くことしか才能がない」、「80歳過ぎて遊びを覚えても遅い」などと言ったことがテレビで話題になっていました。
Googleで検索してみたら、
”高齢者は働くことしか才能がない”で10万件、
”80歳過ぎて遊びを覚えても遅い” 33万件
ヒットしました。かなりのネットでもネタになっているようです。

確かに私の父は、89歳まで洋服の仕立て屋をやってリタイアしましたが、91歳の今は趣味も無くすることが無くて困っています。
そもそも、このような高齢まで働かなければならないのは、個人事業者の場合に国民年金だけではとても食べていけないからです。
政治家や役人が無駄金を使わないで、きちんと国民に還元すれば、趣味を楽しめる豊かな老後は待っていたのです。

このような失言が、衆議院選挙に逆風とか言われていますが、
昔、東京都で革新都政になった時に、ろくに仕事をしない役人の給料がお手盛りで高くなり財政破綻した経験を持つ我々には、野党に政権交代しても土建屋に流れていた金が違うところに流れるだけだろうと言うことは分かっているので選挙にも期待できません。
仕事をしない役人に税金を無駄遣いされていく構造は決してなくなりません。

そもそも、1994年に自民党と社会党の連立で村山内閣が誕生した時に、プロレスで言ったら「ブラッシーが力道山と楽しく食事をしているところを見てしまった」ような、「やらせ・馴れ合いの内輪の真実」を見せられてしまったので、とても政治には期待できません。
特に最近は政党の名前はちょくちょく変わって、イメージをリニューアルしようとしているようですが、配役は変わらないので中身に新鮮さはありませn。

小泉劇場のフィナーレが「かんぽの宿」のオリックスへの格安譲渡や息子への世襲で終わってしまったり、三文芝居をいつまで見せられ続けるのでしょうか。

どこの誰かわ知らないけれど、月光仮面が現れるてくれるのを期待したいけど、まず無理でしょう。

読売:麻生首相、高齢者は「働くことしか才能がない」