昨日、勝間和代さんがラジオで、仏語の三毒(貪瞋痴)を引用して「怒る、ねたむ、ぐちる」をしないようにすると言う、ポジティブ思考のなかなか良い話をしていました。

しかし、ネットで調べてみたら、どうもこの解釈が間違っているようです。
Yahooの辞書で「貪瞋痴」を調べると出展が大辞泉で。
”仏語。むさぼりと怒りと無知。貪欲と瞋恚(しんい)と愚痴。三毒。 ”
とありました。

Wikipediaには
”貪(とん):貪欲(とんよく)ともいう。むさぼり求める心。
瞋(しん):瞋恚(しんに)ともいう。怒りの心。
癡(痴・ち):愚癡(ぐち)ともいう。真理に対する無知の心。”

”俗に「妬む、怒る、愚痴る」を「仏教の三毒」として紹介する者がいるが、そのような用例は仏典にはなく間違いである。”
とありました。

昔ですと、テレビやラジオで、間違ったことを言ってもあまり気付かれなかったですが、今は直ぐにネットで調べて、誤りが分かってしまいます。ネットが間違っている場合もあると思いますが。

仏教の三毒とトラウマの関係性
Wikipedia三毒