本日の日経の朝刊に「民主、労組頼みに限界」とのタイトルの記事で、支持団体と候補者・得票数などが掲載されていました。

民主党の支持団体が日教組、自治労、UIゼンセン同盟、日本医師連盟、
自民党が日本建設業団体連合会、全国農政連、日本看護連盟、
国民新党が全国郵便局長会
とありました。

選挙が終わってこれから、これらの支持団体関連へのバラマキが始まるのでしょうか?
お金をバラマイても、一過性で済むなら良いですが、一旦作った飛行場や道路は維持費がかかりますし、子育て手当なども、一旦始めたらやめられないでしょうから、どんどん予算が膨張して国債を増発し、破綻へとひた走って行きます。

民主党も支持率が低下して来たので、総選挙をやって負けると困るので、小泉さんの後の自民党と同じ状況になって、総理ポストの順送りバーゲンが始まるのではないでしょうか。
小泉さんには郵政民営化など、信念を感じる事が出来ましたが、それ以降に首相になった方々には、トップに立つ者としての信念のようなものを感じる事が出来ません。

会社でも、トップに魅力が無いと伸びませんが、国民の支持を得ない人が順番に入れ替わっても、国の将来に明るさは見えて来ません。

リーダーには甘いバラマキ話ばかりではなく、将来の為に絶対に必要と思うなら、政治生命を賭けてでも例えば税率アップを確固たる意志で主張するような迫力が欲しいものです。
意志薄弱なリーダーにこの難局を乗り切れるとは思えません。

日の丸、安保反対、自衛隊違憲などと言ってた人が首相になってしまうのだから、もともとむちゃくちゃな話しですが。