与謝野経財相の「年金支給年齢引き上げも検討」(YomiuriOnline:年金支給開始年齢、引き上げ検討…与謝野氏
との発言がニュースになっています。
定年を延長したら、今でも若い人が就職難なのに、さらに就職が厳しくなってしまいます。

与謝野さんや菅さんのような年金世代が政治のリーダーをやっているので、若い世代へ負の遺産を押しつけることになるのだと思います。
アメリカがうまく行っているとかどうかわ分かりませんが、ちなみにアメリカのオバマ大統領はまだ40代です。

官房機密費の件でもそうですが、民主党は野党時代は偉そうなことを言っていましたが、他人に厳しく自分に甘い体質は自民党と全く変わりません。先ずは議員の数を半分にするとか、政党助成金を廃止するとか、直ぐに出来る自分の身を削るところから始めてほしいものです。
人口が減少し始めているのですから、政府も身軽にしていかないと持たないのは誰にでもわかる事です。

会社でも不況になったら、先ずは管理職の給与から下げて、出費を抑えます。世襲議員や市民活動家出身の人ばかりで、ビジネスの経験がないので、不況になっても他人に負担を押し付けると言う極楽トンボの発想しか出来ないのでしょう。

年金などの将来への不安=>消費を節約して貯蓄へ=>景気の悪化=>失業増加=>税収不足=>赤字国債発行増加=>更に不安を煽る
このままでは、負の連鎖は止まりません。

日本では国債はほとんどが国内で購入されているので、アルゼンチンのような破綻の危険が無いような事を言う人がいますが、国民が貯金したお金で勝手に国債が購入されていると言うことですので、例えば皆が貯金を下ろして外貨預金するとか、株に投資するとかすれば、直ぐに破綻してしまうと思います。

自民党の小泉さん以降の首相もそうですが、国民に選ばれていない魅力の無い人がたらい回しで首相になって、夢の無い国にしてしまった気がしてなりません。

今の借金のほとんどは自民党時代のバラマキで出来たものだから、自民党の与党に戻ってもだめでしょうから、あとは破綻を待つだけと言うことでしょうか。