東京消防庁のハイパーレスキュー(HR)隊のインタビューを見ましたが、分かりやすい説明でした。さすがに、冷静沈着な作業工程で、東京消防庁のエリート消防隊員の災害対応の優秀さに感銘しました。
日本だけでなく世界で活躍しているエリート部隊のようです。

「日本の救世主になってください」と妻から送られたメールの件も話されていました。災害への取り組の意識の高さも違います。
マスコミもこのような隊員へのインタビューの場合には態度は違ってきます。
「救世主に」接近2メートル 涙の消防隊員「家族に感謝」
日本の「切り札」東京消防庁ハイパーレスキュー部隊出動

今回の災害を見ていると、東電に恫喝しに行って騒いでいた管総理のトップとしての能力の無さと対比した、現場作業員の意識と能力の高さが目立ちます。

坂の上の雲を読むと、日露戦争の日本海海戦において勝利出来たのは、東郷平八郎の指揮官としての冷静さと、秋山真之のような優秀な参謀、兵隊の士気の高さがあったからと言うのが分かります。

戦後、第二次大戦の反省や自虐的な批判ばかりで、過去の成功に学ぶことをしてこなかったのが、優秀なトップが育たない根本的な原因ではないでしょうか。