ドコモのスマートフォンで送信元のメールアドレスが別人のメールアドレスに置き換わると言う問題が発生し、ほぼ終息したようですが、何と10万人にも影響があるようです。
Asahi.com:ドコモのスマホ、他人のメアドを表示 10万台に不具合

パソコンを何人かで使っている場合ならまだしも、携帯からメールを出すのに、自分のメルアドを確認するなどと言う事をほとんどの人は行わないと思うので、他人のメルアドでメールを送ってしまった人が沢山いるのではないでしょうか。
仕事の取引先に、他人のメールアドレスになり済ましてメールを送ってしまったりしたら、機密漏えいなどの問題につながってしまうこともあり得るのではないでしょうか。

以前にも記載しましたが、スマートフォンは従来の携帯とは異なりパソコンに近い世界共通の製品なので、当然、パソコンで良くあるようなウイルスの問題が発生する恐れがあります。こちらの方がより深刻だと思います。
日経パソコン 新たな「Androidウイルス」出現、スマートフォンを乗っ取る

以前にパソコンでアダルトサイトを閲覧したらウイルスに感染したとかで、あわてて電話をしてきた友人がいましたが、ウイルス対策を行うのは当たり前なパソコンでさえ、対策を行っていない人が多い現状で、セキュリティーの意識の低い(もともと携帯の買い替えでセキュリティーの意識が無い)人にスマートフォンが普及して行くのは、すごく危険な気がしてなりません。

実際にアンケートを取ると、ウイルス感染の不安からスマートフォンへ買い替えていない人も多いようです。
マイナビニュース:携帯電話ユーザーがスマホに買い換えない理由はやはり○○

従来の携帯はガラパゴス携帯とか言った悪いイメージがありますが、セキュリティー面を考えると、従来の携帯電話の方が優れていると思います。

私の場合にはスマートフォンはネット閲覧や動画、オーディオ、地図アプリなどを利用するようなパソコンに近い用途で利用して、株式取引やメールなどの、セキュリティーを必要とすることはガラケーで行うようにしています。

携帯の販売店も売る時には、危険性をきちんと説明してから販売して欲しいものです。