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今朝は大きな地震がありましたが、一瞬、先日の東大地震研の発表(YOMIURI ONLINE:M7級首都直下地震、4年内70%…東大地震研)通りに大地震が来たのではと思ってしまいました。

今朝は、7時43分ごろの山梨を震源とする震度5の地震の後に、9時22分ごろに岩手県沖を震源とする震度4の地震が続いた様です。
朝日新聞デジタル:山梨県富士河口湖町などで震度5
朝日新聞デジタル:青森・岩手で震度4 マグニチュード5.6と推定

東大地震研の発表は昨年の4月にもあって(YOMIURI ONLINE:首都圏地盤に力、南関東のM7級誘発も…東大研)、その時には
「今後30年間に70%の確率で起きると予測しているマグニチュード7級の南関東の地震が誘発される可能性がある」とありますから、このころから東日本大震災に誘発される地震の可能性を震災後の地震の頻度から分析して出てきた結果が今回の4年以内の70%と言うことでしょうから、かなり信憑性があるのかもしれません。
当たらない事を祈っています。

東京都のWebサイトにはもし東京で地震が起きた場合の被害想定のページ(東京都防災ホームページ:東京都の対策 - 地震の被害想定)があります。
この想定によると、死者は5,638人〜7,800人を想定しています。また、エレベーター閉じ込め台数が最大9,161台とあります。都会は高層ビルが多いので、今回の東北の地震とは異なる問題が発生すると予測されます。
とりあえず、外出した時にエレベーターは利用しないようにするとか、どうしても利用する人は携帯トイレを持ち歩くとかした方が良さそうです。

住んでいる地域の地盤によっても揺れやすさは異なるようで、内閣府の地震のゆれやすさ全国マップ(内閣府 防災情報のページ:地震のゆれやすさ全国マップ)を見ると、都道府県別の地図に揺れやすさの状況が0-1の数値で表されています。

ちなみに、私の住んでいる東京都目黒区では黄色(0.6-0.8)のところが主で、緑 (0.4-0.6)が少しばかりありました。少し注意と言ったところでしょうか。
同じ東京でも奥多摩の方は揺れにくいようです。
住み替える時には、通勤が少し遠くなっても揺れにくい所にするなど、このような情報も考慮に入れた方が良いかもしれません。

Wikipediaの地震の年表(Wikipedia:地震の年表 (日本))によると、1854-55年にかけて、
1854年 12月23日 安政東海地震(東海・東南海地震) - M 8.4
1854年 12月24日 安政南海地震 - M 8.4
1855年 11月11日 安政江戸地震 - M 6.9

などの大きな地震が連続して発生しています。

これだけ、過去の地震発生の事実がわかっているのですから、東日本大震災後に「想定外」とか、「未曽有」などと発言した政治家の人には自分の無知を恥じ、対策を講じてこなかった無能さを反省して欲しいものです。

また大きな地震が来て、原発がもう一つ壊れてしまったら、本当に日本沈没になってしまいます。
一日も早く全ての原発には停止してもらいたいものです。