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楽天ジャパン・オープン・テニスで優勝した錦織圭は、直ぐに上海へ移動して上海マスターズ(Shanghai Rolex Masters)に出場していますが、本日シングルス一回戦で、地元中国選手に勝利しました。

第14シードでATPランキング15位の錦織圭が主催者推薦で179位のDi Wuに6-2, 6-4のストレートで勝利。
ファーストサーブの入る確率が65%でファーストサーブが入った時の得点確率が81%と非常にファーストサーブが安定していたようです。1時間12分と非常に短い試合でした。

この大会の本戦には添田豪も参加していますが、惜しくも一回戦で敗退しました。
ATPランキング55位の添田豪がATPランキング23位のフェルナンド・ベルダスコ(Fernando Verdasco)に 2-6, 4-6で敗退。

2回戦ではATPランキング22位のサム・クエリー(Sam Querrey)と対戦します。
クエリーとの対戦成績は1勝2敗で負け越しています。
ATP Head to Head: Kei Nishikori vs Sam Querrey

クエリーは198cm、91kgのビッグサーバーで、錦織は今年トロントで行われたロジャーズ・カップでは、12本のサービスエースを決められ、クエリーのサービスゲームを一つもブレーク出来ずに2-6, 3-6で敗退しています。
しかし、ジャパンオープンでは196cm、90kgのビッグサーバーのラオニチを破っているので、今の錦織の調子なら勝つ可能性は十分にあると思います。

2回戦を突破して、シード選手が順当に勝ち上がると3回戦以降の対戦相手は、
3回戦で、第4シードでATPランキング6位のトマス・ベルディフ(Tomas Berdych)、
準々決勝で第5シードでATPランキング7位のジョー-ウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga)、
準決勝で 第2シードでATPランキング2位のノヴァーク・ジョコビッチ(Novak Djokovic)、
決勝で 第1シードでATPランキング1位のロジャー・フェデラー(Roger Federer)、
と対戦することになります。

ベルディフにはジャパン・オープンの準々決勝で勝っています、
ツォンガには2連勝中で、今年は全豪オープンで勝っています、
ジョコビッチに対しては対戦成績は一勝一敗ですが、昨年のスイスのバゼルの大会の準決勝で、2−6、7−6、6−0の逆転で勝っています。ジョコビッチが肩を痛めていたとは言え、昨年負け知らずの快進撃だったジョコビッチからの勝利は快挙でした。あれから1段も2段も実力アップした錦織ですから、勝つチャンスは十分にあります。
ATP Head-To-Head:Kei Nishikori vs Novak Djokovic

バゼルの大会では決勝戦でフェデラーに1-6, 3-6で完敗しました。錦織の実力がどの程度アップしたのかを確かめる意味でも、是非とも決勝戦まで進んで欲しいと期待しています。

上海マスターズ 公式サイト