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テニスのウィンブルドン選手権のシングルス2回戦の2日目は、錦織圭、クルム伊達公子が勝利しましたが添田豪は残念ながら敗退しました。Wimbledon - The Home of Tennis

一回戦と同様に、同じコートで伊達、錦織と続けて試合が行われましたので、スタンドには大勢の日本人客が応援していました。

WTAランキング84位のクルム伊達公子(Kimiko Date-Krumm) が WTAランキング 87位のアレクサンドラ・カダントゥ(Alexandra Cadantu)に6-4、7-5のストレートで勝ちました。一回戦と同じように低く深いボールで攻めますが、カダントゥのレシーブ力が高く、苦労しましたが、ここと言う時にすばらしいアングルショットやスルスルと前に出てボレーで決めて勝利につなげました。まさに見ている観客を魅了する戦い方でした。
ウィンブルドン テニス シングルス2回戦 クルム伊達公子が勝利 ウィンブルドン テニス シングルス2回戦 クルム伊達公子が勝利 ウィンブルドン テニス シングルス2回戦 クルム伊達公子が勝利
今日の3回戦ではついにWTAランキング1位で、第一シードのセリーナ・ウィリアムズ(Serena Williams)と対戦します。
過去に対戦成績はありませんが、2011年のウインブルドンで姉のヴィーナス・ウイリアムスに7-6、3-6、6-8で惜敗した戦いが思い出されます。
ダントツの実力のセリーナのパワーテニスに対して伊達さんの頭脳と技のテニスがどこまで通用するのか見るのが楽しみです。本音のところでは圧倒的なパワーに全く葉が立たない気がしますが、 今年のウインブルドンのコートはスリッピーなようで、多くの選手が転んだりして体を痛めてリタイアしています。難しいでしょうが、先手を取って振り回すことが出来れば、ナダルの一回戦敗退、フェデラーの2回戦敗退のような衝撃的な奇跡が起こるかもしれません。
「柔よく豪を制す」、「牛若丸が弁慶を破る」そんな奇跡が起こることを期待して、日本から応援を送りたいと思います。


ATPランク11位で第12シードの錦織圭(Kei Nishikori) が 84位のレオナルド・マイェール(Leonardo Mayer)に7-6 (5)、6-4, 6-2のストレートで勝ちました。シード選手の錦織ですから、このクラスまでは安心してみていられます。ここと言う時にはしっかり決めのショットを打っていますが、まだまだ6割方の力しか出していないような余裕のある戦い方です。
ウィンブルドン テニス シングルス2回戦 錦織圭が勝利 ウィンブルドン テニス シングルス2回戦 錦織圭が勝利 ウィンブルドン テニス シングルス2回戦 錦織圭が勝利 
今日の3回戦ではATPランキング28位で23シードのアンドレアス・セッピ(Andreas Seppi)と対戦します。
過去の対戦成績は錦織の1勝0敗ですが、キャリアハイ18位の強敵です。今までとは違った厳しい戦いになることが予想されます。
ATP Head-To-Head:Kei Nishikori vs Andreas Seppi


ATPランク129位の添田豪(Go Soeda)  が ATPランキング9位で第9シードのリシャール・ガスケ(Richard Gasquet)に0-6、3-6、7-6 (5)、 3-6で敗れました。添田さんのブログによると立ち上がり緊張してしまったようで、はじめから第2セットの2ゲーム目まで8連続で奪われてしまいました。それから徐々にガスケのショットに慣れてきたようで、第3セットのタイブレークでは先にリードされた展開から一気に逆転して勝ちました。第4セットではガスケが勝利を意識してか、ミスショットが目立ったので、勝てるチャンスは十分にあった試合でした。本当に惜しい試合でした。
ただ、昨年のフランスのマルセイユで行われた試合では0-6、2-6で完敗しているので、昨年に比べてかなり実力アップしたと言えます。今年の前半不調だった添田がようやく回復して来ました。これからが楽しみです。
ウィンブルドン テニス シングルス2回戦 添田が敗退
ウィンブルドン テニス シングルス2回戦 添田豪が敗退 ウィンブルドン テニス シングルス2回戦 添田豪が敗退


今日は、錦織が14番コートの第一試合、伊達が1番コートの第4試合の順番で登場します。

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伊達公子オフィシャルブログ