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全米オープンテニス(US Open Official Site)女子シングルス3回戦で、奈良くるみが惜しくも敗退しました。

WTAランキング109位の奈良くるみ(Kurumi Nara) が 12位で第9シードのイェレナ・ヤンコビッチ(Jelena Jankovic)に4-6, 6-7のストレートで敗退しました。

ヤンコビッチのサービスゲームで始まった第1セット、3ゲーム目のヤンコビッチのサービスゲームをブレークして先にリードしますが直ぐに追いつかれ、4-4から2ゲーム連取されて4-6で落としました。

第2セットも、いきなりヤンコビッチのサービスゲームをブレークしてスタート。一時は5-2まで大きくリードしましたが。追い詰められると強いのがトップランキングの選手です。3ゲーム連取されて5-5に。次のヤンコビッチのサービスゲームをブレークしますが直ぐにブレークバックされ、6-6でタイブレークへ。タイブレークでは常にリードできない流れで5-7で押し切られてしまいました。身長差が大きくサーブ力で劣る奈良はタイブレークになるとどうしても不利になりまってしまいます。

奈良は多分今回が始めてのチャレンジシステムの整ったコートでの試合だったと思います。きわどいジャッジで、チャレンジすれば良いのにと思われるシーンが何度かありました。そのようなことも含めて今回の試合は良い経験になったと思います。

エンドラインぎりぎりにポジションを取り、肩口に弾んでくるボールを鋭くヒットして、相手コート深くに返すストロークは、十分にトップ選手にも通用することが分かりました。また、予測が素晴らしいのか、とにかくボールに追いつくのが早いのに驚かされました。これでトップ100入りが確定しましたので、これからの活躍が楽しみです。

青山修子とクルム伊達公子のダブルスの試合も行われましたが、両チームともに敗退しました。後は伊達さんのミックスダブルスが残るのみとなりました。