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昨日の東レ・パンパシフィック・オープン テニスのシングルス2回戦で、伊達さんが「ため息ばっかり!」と怒った事が朝のテレビでニュースになっていました。
スポーツニッポン‎:伊達 観客の反応に怒り「ため息ばっかり!」
 女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープン第3日は24日、東京有明テニスの森公園で行われ、シングルス2回戦でクルム伊達公子(エステティックTBC)は第12シードのサマンサ・ストーサー(オーストラリア)に3―6、6―7で敗れた。
 第2セットのタイブレークで、最初のポイントをダブルフォールトで失った時だ。勝負が懸かった大事な場面で観客席から聞こえてきたのは「あー」という落胆の声。クルム伊達は「ため息ばっかり!」と、両手を広げ、怒りの交じった大声をコートに響かせた。。。。


昨晩はBS−TBSで録画放送された伊達 対 ストーサーの試合を見ましたが、第2セット、先にリードしてチャンスが何度もありながら、取りきれずにタイブレークに。そのタイブレークでの最初のサーブをダブルフォルト。私も思わずテレビの前で、「何で?こんな肝心なところで!」と叫んでしまいました。

以前にデビスカップの観戦に行ったときに、試合の前に松岡修造さんが出てきて、「ため息」は絶対だめですと注意していたのが思い出されました。選手に力を100%発揮してもらうために、日本人選手が失敗した時の「ため息」と相手選手が失敗した時の「拍手」はやめにした方が良いと思いますが、ついつい出てしまうのは仕方が無いことです。

このような緊迫した状況で、狙い済ましたサーブを入れる為に日夜練習を積み重ねてきたのだと思います。それが入らなかったと言うことは、観客の「ため息」の前に試合に負けています。
悔しいのは分かりますが、敗戦を観客のせいにするのは間違いだと思います。


それにしてもTBSは毎晩録画放送をしてくれるのはありがたいですが、伊達さんの試合だけしか放送されません。森田や土居の試合のダイジェストぐらいは放送して欲しいものです。WOWOWのような楽しい中継になってくれれば、テレビ観戦をするテニスファンの増加も期待できます。