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佐村河内守さんの全聾が嘘ではないかと言うことが、話題になっていますが、

nikkansports.comの「偽ベートーベン、インターホン聞こえてた」とのニュースによると、
偽ベートーベン、インターホン聞こえてた:nikkansports.com

AERAが昨年6月に行ったインタビューの際に、佐村河内守さんの掲載を見送った経緯を紹介していて、
同誌によると、横浜市内にある同氏の自宅マンションで取材を行った際、疑わしい振る舞いがいくつかあったという。....
とあります。

朝日新聞出版のWebサイトを見ると、中刷り広告の画像が掲載されていますが、
朝日新聞出版 最新刊行物:雑誌:AERA
「アエラは騙されなかった」と記載されています。
このことを売りにしてAERAの販促につなげようと思っているようですが、納得がいかないのが、同じ出版社のサイトのトピックス・ニュースのページに、
佐村河内さんに関する週刊朝日記事について
との「おわび」が掲載されていることです。
 「おわび」
 週刊朝日は昨年8月2日号(7月24日発売)で「フィギュア高橋大輔がソチ五輪で舞う曲を紡いだ全聾の作曲家の思い、義手の少女に贈った『闘いの曲』で世界に輝け!」を掲載しました。....


週刊朝日は発売が昨年の7月ですから、AERAが行った6月の取材の後に、このような出版が行われたことになります。なぜこの時点で朝日新聞出版社内で問題にならなかったのでしょう。
もし、AERAのインタビューの後に、全聾疑惑を報じていれば、全聾と信じてCDを購入したりした被害者を少しでも少なく出来たと思われます。
障害者支援には税金が使われていますし、このような事実を見つけたら、追求するのはジャーナリストとして当たり前の話ではないかと思われますが、何故、アエラは分かっていたのに報道しなかったのか疑問が残ります。きちっとした説明がなされるべきだと思われます。