アメリカのワシントンDCで行われている、テニスツアーのシティ・オープンのシングルス準々決勝で、錦織圭が、リシャール・ガスケに敗退しましたが、奈良くるみは勝って準決勝に進みました。
ATPランキング11位で第4シードの錦織圭(Kei Nishikori) が14位で第6シードのリシャール・ガスケ(Richard Gasquet)に1-6、4-6のストレートで敗れました。
第1セットはいきなり0-5で一方的な展開に。
ガスケのシングルバックハンドが絶好調で何度もダウンザラインに決められていました。ガスケの早いテンポについて行けない感じでした。
第2セットも1ー1からの錦織のサービスゲームをブレークされてそのまま逃げ切られてしまいました。
4-5からの10ゲーム目にバックへのショートクロスを攻めて、ブレークバックのチャンスを得るところまでは行きましたが、今一歩及ばずキープされてしまいました。
錦織は万全な体調ではないようで足を気にしていたので、ここで負けたのは、全米オープンのためには休養が取れて良かったかもしれません。
これで錦織はガスケに5連敗となってしまいました。次回はガスケのバックハンド対策をしっかり建てて臨んで欲しいと思います。
ATP Head-To-Head: Kei Nishikori vs Richard Gasquet
錦織は残念な結果に終わりましたが、奈良くるみは一足先に、女子シングルス準々決勝でクリステア・ムラデノヴィックに勝利し準決勝へ進みました。
WTAランキング40位の奈良くるみ(Kurumi Nara)が78位のクリスティナ・ムラデノヴィック(Kristina Mladenovic)に6-3、6-1のストレートで勝利。
ムラデノヴィックは184cmの長身選手で、155cmの奈良とは29cmの身長差です。この勝利は他の日本人選手の励みにもなるのではないでしょうか。
WTAのサイトのニュースには、奈良の大きな写真が掲載されていました。
Semifinals Set In Washington DC
奈良は準決勝で82位のマリーナ・イラコビッチ(Marina Erakovic)と対戦します。
過去の対戦成績は1勝1敗ですが、ハードコートでは奈良が勝っています。今の調子なら奈良が勝てると思われます。
WTA Head-To-Head: Kurumi Nara vs Marina Erakovic
また、奈良は桑田と組んたダブルスでは決勝戦まで勝ち進んでいます。
決勝戦は、奈良くるみ(Kurumi Nara)/ 桑田寛子(Hiroko Kuwata)組 対 青山修子(Shuko Aoyama)/ガブリエラ ダブロフスキ(Gabriela Dabrowski)の日本人対決となります。
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