錦織選手の活躍のお陰でテニス人気が急上昇、錦織さんの顔が連日テレビに出ています。
しかし、ロンドンで行われたATPツアーファイナルのようなトップレベルの試合は注目されますが、先週、慶応の日吉キャンパスで行われた慶応チャレンジャーや今週豊田で行われている、ダンロップスリクソン ワールドチャレンジ テニストーナメントのような下位のトーナメントが行われていることは、テニスを趣味にしている人でもほとんど知らないのが現状だと思います。
ダンロップスリクソン ワールドチャレンジ テニストーナメントには、錦織圭や 奈良くるみのようなトップ選手は出場していませんが、添田豪、伊藤竜馬、土居美咲、クルム伊達公子などのトップ100近くの選手が出場しています。海外からも多数の選手が参戦しています。
また、男子の若手選手では、錦織と同じく盛田ファンドでのアメリカのIMGアカデミー留学の西岡良仁、
女子の若手では、アメリカ育ちで日本初デビュー戦の日比万葉などの注目選手が出場しています。
将来の錦織や伊達に続く選手が出てくる可能性もある、楽しみな大会です。
試合の方はインドアなので天候に左右されること無く予定通り行われ、既に男女共に2回戦が終了しベスト8が確定しました。準々決勝まで勝ち進んだことで、伊藤竜馬とクルム伊達公子は来週のランキングでは100位以内に入ってくると思われます。
明日の注目カードはクルム伊達公子 対 18歳の日比万葉の試合です。極端に早い室内コートなので、伊達のライジングショットに日比が苦戦することが予想されますが、伊達も3戦目で疲れが出てくることも考えられます。日比が勝って大きな飛躍のステップにしてくれることを期待します。
男子の準々決勝の組み合わせとランキングは、
103位 伊藤竜馬(Tatsuma Ito) 対 689位 小ノ澤 新(Arata Onozawa)
231位 ティ・チェン((Ti Chen) 対 265位 内山靖崇(Yasutaka Uchiyama)
127位 杉田祐一(Yuichi Sugita) 対 157位 西岡良仁(Yoshihito Nishioka)
117位 添田豪(Go Soeda) 対 131位 ジェームズ・ダックワース(James Duckworth)
女子の準々決勝の組み合わせとランキングは、
97位 ラクシカ・クムクーム(Luksika Kumkhum) 対 300位 タマリン・タナスガーン(Tamarine Tanasugarn)、
122位 土居美咲(Misaki Doi) 対 230位 青山修子(Shuko Aoyama)
123位 アンソフィー・メスタク(An-Sophie Mestach ) 対 207位 今西美晴(Miharu Imanishi)
101位 クルム伊達公子(Kimiko Date-Krumm ) 対 264位 日比万葉(Mayo Hibi)