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全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Championships)のシングルス1回戦、錦織圭と添田豪が勝ち上がり、伊藤竜馬、守屋宏紀、奈良くるみ、クルム伊達公子は敗退しました。


ATPランキング5位で第5シードの錦織圭(Kei Nishikori) が 69位のニコラス・アルマグロ(Nicolas Almagro)に6-4、7-6、6-2のストレートで勝ちました。
アルバグロはさすがはキャリアハイ9位の実力者。簡単には勝たせてくれませんでしたが、錦織は慎重に負けないテニスで勝利しました。このレベルの選手に対して、ファーストの終盤、第2セットのタイブレークと要所要所でギアアップして確実に物にして行き、2セットダウンで気落ちしたアルマグロに対して第3セットは一方的な試合展開に持ち込みました。トップ5の選手にふさわしい戦い方でした。
また、ファーストサーブが軽く打っている感じなのに、190km台のスピードが出ていましたし、サービスエースも多くなりました。新しいラケットの効果なのかフォーム改善の効果か、今年は更に飛躍が期待できそうです。

2回戦の対戦相手はATPランキング86位のイワン・ドディグ(Ivan Dodig)。
過去の対戦成績は錦織の3勝1敗。今の調子なら問題なく勝てると思われます。
ATP Head-To-Head:Kei Nishikori vs Ivan Dodig
このままシード通り順調に勝ち上がると準々決勝でワウリンカと対戦します。それまで体力を温存するためにも、準々決勝までは、ストレートで楽に勝ちあがりたいところです。

ATPランキング92位の添田豪 (Go Soeda) が 212位のエリアス・イメル(Elias Ymer) に1-6、6-4、4-6、6-3、6-3のフルセットで勝ちました。
ランキング的には200位代の選手ですが、予選を勝ち抜いてきた18際の伸び盛り、やはり侮れませんでした。
予選を勝ち上がってきたイメルに後半、連戦の疲れが見えてきて助かった面がありました。

2回戦の対戦相手はATPランキング33位で31シードのフェルナンド・ベルダスコ(Fernando Verdasco)。
過去の対戦成績は添田の0勝1敗。
1回戦の調子では勝つのは難しいと思われますが、格上に対して気楽になり、良いプレーが出来ることを期待したいと思います。
ATP Head-To-Head:Go Soeda vs Fernando Verdasco


ATPランキング89位の伊藤竜馬(Tatsuma Ito)が 34位で第32シードのマーティン・クリザン(Martin Klizan)に6-7、2-6、4-6のストレートで敗れました。
第1セットは互角の展開でしたが、タイブレークで落とすと伊藤が気落ちし、一気にやられてしまいました。
第2セットスタートでの気力ダウンが、画面から伝わってくるくらいですから、当然相手選手にも伝わってしまっていたでしょう。伊藤選手はストローク力には素晴らしいものがあるのに、いつもこのような展開が多く残念です。


ATPランキング146位の守屋宏紀(Hiroki Moriya) が 44位のエジィ・ヤノヴィッツ(Jerzy Janowicz)に6-7、6-2、3-6、5-7で敗退しました。
スコアから見ると、203cmで91kgの長身選手相手にサービスエースを26と量産されましたが、接戦に持ち込んだのは立派です。今後が期待できます。


WTAランキング43位の奈良くるみ(Kurumi Nara) が 6位で第6シードのアグニエシュカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska)3-6、0-6のストレートで敗退。
奈良は身長が低くサービスの威力が無いので、どうしてもトップ10レベルの選手との対戦となるとサーブを叩かれてしまい、サービスキープが難しくなります。トップ10の壁を打ち破るのはかなり難しいと思われます。


WTAランキング101位のクルム伊達公子(Kimiko Date-Krumm) が 140位のアンナ・タチシュビリ(Anna Tatishvili)5-7、4-6のストレートで敗退。
やはり、体調が完璧で無い状況では勝つことは出来ませんでした。
年齢的なこともあり、そろそろダブルスに専念した方が良いと思います。

これでシングルスは1回戦が終わり2回戦となりますが、錦織も添田も今日は試合がありません。
今日は、奈良、伊達、青山のダブルス1回戦が行われる予定です。

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