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全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Championships)のシングルス準々決勝、錦織圭はワウリンカに敗れました。

ATPランキング5位で第5シードの錦織圭(Kei Nishikori) が4位で第4シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka)に 3-6、4-6、6-7のストレートで敗退。
試合を通じてワウリンカのサーブと、バックハンドストロークが絶好調で、付け入る隙を与えてもらえませんでした。
いつもの錦織だと、試合中盤からだんだんと相手のファーストサーブのコースを読めるようになってきますが、ワウリンカは上手くコースやスピードを散らして容易に読ませてくれませんでした。

バックハンドクロスの打ち合いで、つなぎのショットをストレートに鋭く決められてしまうパターンが多く見受けられました。
第3セットのタイブレーク6-6からのドロップショットの失敗が悔やまれますが、あの時点で決めるためにドロップショットの選択をしなければならないくらい、ストロークで押されていたと言うことだと思います。

錦織はフランスのリシャール・ガスケにも5連敗中で不得意としていますが、彼もシングルバックハンドでの強烈なストレートが得意です。
次の対戦の時にはマイケル・チャンとともに、きっと周到なシングルバックハンド対策を立てて来てくれると期待しています。


今回のベスト8は昨年の成績を上回り、錦織はATPポイントを加算することが出来ました。
昨年優勝の現在4位のワウリンカは優勝しないと錦織のポイントを上回ることが出来ません。
準決勝から決勝戦の結果によっては錦織がトップ4に入る可能性はまだ残っています。
これからの試合結果が楽しみです。

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