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昨日は銀座和光の和光ホールで11月12日(日) までの予定で開催中の「並木恒延 漆芸展−時を刻む−」へ。

漆芸と言うと器のイメージがありますが、今回出品されているのはパネル作品です。
静かな空間で幻想的な作品を堪能させていただきました。

下絵のイメージを、大きさの異なる貝やウズラの卵の小片を貼り付けて陰影を表現していくためには、作品の完成イメージが完全にできている必要があると思います。
緻密な作成手順で、巨大なパネル作品を作り上げて行くには気の遠くなるような手間がかかっていることでしょう。

下絵作成のためのスケッチも展示されていて、製作過程を説明する詳しい展示や、動画も上映されていました。

良い勉強をさせていただきました。

「並木恒延 漆芸展−時を刻む−」銀座和光の和光ホール


展覧会のご案内/和光ホール | 銀座・和光