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中国の深センで開催されていた深セン・オープンのシングルス決勝で西岡良仁が勝利、ツアー初優勝しました。

ATPランキング171位の西岡良仁(Yoshihito Nishioka)が67位のピエール=ユーグ・エルベール(Pierre-Hugues Herbert)に7-5、2-6、6-4で勝利。
エルベールのサービスゲームで始まった第1セット、お互いにサービスゲームのキープに苦しみましたが、西岡が4-5から3連取して、7-5。

第2セットはいきなりエルベールのサービスゲームをブレークし、次の西岡のサービスゲームはラブゲームキープ。これで一気に行くかと思われましたが、ストローク戦では勝ち目がないと見たエルベールが、積極的なネットプレーやダブルファーストなど、ショートポイントでの勝負を仕掛けてくると一気に流れがエルベールに。6ゲーム連取されて2-6で落としてしまいました。
セット後半では、このセットはあきらめて、次のセットへ体力・気力を温存していたと思われます。

第3セットは、集中力をアップした西岡のペースが2-2からのエルベールのサービスゲームをブレークし、そのまま守り切って 6-4で取りました。
予選から勝ち上がってきた西岡選手は7連戦の厳しい戦いでしたが、エルベールよりもスタミナは残っていたようです。
今回の勝利でランキングは100位以内に上がってくると思われます。これで全豪オープンへダイレクトインがほぼ確定となりました。
休みなしに月曜日から始まる楽天ジャパンオープンでは初戦でニック・キリオスと対戦します。
深セン・オープンのシングルス 西岡良仁が優勝


また、この大会ではマクラクラン勉(Ben Mclachlan)/ジョー・ソールズベリー組がダブルスで優勝しました。
ダブルス専門のマクラクランは昨年の楽天ジャパンオープンで内山とのペアで優勝してから好調で、一気にランキングを上昇させ20位台に上げてきています。
今回は内山選手ではなく、ヤン=レナード・ストルフとのペアで出場します。
深セン・オープンのダブルスでマクラクラン勉が優勝


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