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楽天・ジャパン・オープン・テニスのシングルス1回戦、錦織圭、綿貫陽介が勝利、杉田祐一、ダニエル太郎、西岡良仁が敗退しました。
楽天・ジャパン・オープン・テニス

今年は有明コロシアムがオリンピックへ向けての工事中で利用できないために、飛田給の武蔵野の森総合スポーツプラザのメーンアリーナに特設のテニスコートを作っての開催となりました。
どんな所かと、私は予選の一日目に行ってみましたが、さすがにオリンピックへ向けて整備されている素晴らしい施設です。
綿貫陽介、内山靖崇、伊藤竜馬の試合をコートサイドで観戦できて、たった1、000円とお得感がありました。

ATPランキング12位で第3シードの錦織圭(Kei Nishikori)が110位の杉田祐一(Yuichi Sugita)に6-4、6-1のストレートで勝利。
ここのところ1回戦負けが続き、今年初めの40位台から100位以下へランキングを急落している杉田に精彩がなく、最初から最後まで錦織ペースの試合となってしまいました。
以前の元気溌剌としたプレーが見られなくなってしまったのが残念でした。

273位の綿貫陽介(YosukeWatanuki)が44位のロビン・ハーセ(Robin Haase)に6-7、6-4、6-1のフルセットで勝利。
第1セットは先にハーセのサービスゲームをブレークした綿貫でしたが、ブレークバックされてタイブレークに持ち込まれてしまい、7-9で落としました。セットポイントを握りながら取りきることができない、惜しいセットダウンでした。
第2セットはお互いにサービスキープに苦しみましたが、3-4から綿貫が3ゲーム連取し、6-4で取りました。
第3セットに入るとハーセの気力が低下したようで一方的な試合展開となりました。
綿貫選手は予選の1回戦を観戦しましたが、サービス、ストローク、ネットプレーの能力が高く、とても200位台の選手とは思えません。
また、サービスのトスを非常に高く上げるので、日光や風に影響されない今回の室内コートが幸いしたと思われます。

72位のダニエル太郎(Taro Daniel)が15位で第5シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas)に1-6、3-6のストレートで敗退。
チチパスの大きく跳ね上がるトップスピンバックハンドストロークに押され、サービスゲームのキープに苦しむダニエルが、1、2セットともに2ゲームサービスゲームをブレークされ一度もブレークバックできませんでした。
今年に入って一気にランキングアップしてきている絶好調のチチパスに圧倒されてしまいました。
負けましたが攻撃型テニスへ変革中のダニエル選手も素晴らしいネットプレーなどもあり、さらに磨きをかけていけば、これからの活躍が期待されます。

95位の西岡良仁(Yoshihito Nishioka)が27位のニック・キリオス(Nick Kyrgios)に5-7、6-7のストレートで敗退。
第1セットは西岡がキリオスのサービスゲームを1ゲームブレークしましたが、キリオスに2ゲームブレークされて5-7。
第2セットは両者サービスゲームをキープしてのタイブレークをキリオスが取って6-7。
深セン・オープンでの優勝からの連戦での疲れを心配しましたが、かなりの善戦をしました。第2セットを取れていれば結果は変わっていたかもしれません。
やる気のないようなミスショットを繰り返していたかと思うと、スーパーショットを繰り出してくるキリオスに西岡はずいぶんとやりにくかったと思いますが、非常に安定したプレーをしていました。
深セン・オープンでの優勝でグランドスラムへのダイレクトインできる100位以内にランキングアップしてきたので、来年の活躍が期待されます。

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