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オーストリアのウィーンで開催されていたエルステ・バンク・オープンの決勝で、錦織圭が敗退しました。
第5シードの錦織圭(Kei Nishikori)が第2シードのケビン・アンダーソン(Kevin Anderson)に3-6、6-7のストレートで敗退。
第1セットは1-2からの錦織のサービスゲームをダブルフォルトなどもありブレークされると、あとはお互いにキープで3-6で落としました。

第2セットはお互いにサービスゲームをキープして、タイブレークに持ち込みましたが、タイブレークを3-7で落としました。

203cmの長身から210km/hを超えるスピードで打ち込んでくるアンダーソンのサーブに苦しみました。
第1セットではアンダーソンのファーストサーブインの確率が低く、ブレークチャンスもありましたが、取りきることができませんでした。

今大会では準々決勝で第1シードのドミニク・ティームに勝ちましたが、ティームのようなストロークプレーヤーの場合には、打ち合いをしながらリズムを作っていくことができますが、ビッグサーバー相手の戦いでは錦織選手のスタイルに合わず、どうもうまくリズムが作れないようです。
一つでもサービスゲームをブレークされてしまうと、相手はサービスゲームだけに集中してキープされて終わってしまうので、最初から最後までサービスゲームでは絶対にブレークさせないとの集中力の維持が必要となります。
スロースターターで、先にサービスゲームをブレークされても取り返して勝つことの多い錦織選手のプレースタイルはビッグサーバー相手には通用しないようです。

決勝で敗退しましたが、ロンドンのツアーファイナルへ向けて、デルポトロが怪我で欠場すれば出場することができる9位まで上がってきました。

次のパリマスターズでは錦織選手は第10シードで、2回戦からの出場となります。
2回戦に勝つと3回戦では今回と同じアンダーソンとの再選が濃厚です。苦しい戦いとなりそうです。

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