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全豪オープンテニスで優勝した大坂なおみ選手の英語でのインタビューの発言を時事通信や朝日新聞が誤訳報道したことがニュースになっていますが、サイトには「訂正とおわび」が掲載されています。
訂正とおわび|時事ドットコムニュース
25日配信の「大坂選手『気にしていない』=アニメ広告、肌の色批判で」の記事中、
大坂なおみ選手の発言内容で「正直に言うと、あまり気にしていない。なぜ騒いでいるのか分からない」とした部分は、
「このことで心を乱される人たちのことも理解はできる。正直に言って、私は今までこの問題についてあまり関心を示していなかった」
の誤りでした。見出しも「大坂選手『気にしていない』」を「大坂選手『心乱される人たち理解できる』」に訂正しました。


訂正して、おわびします|朝日新聞デジタル
25日付スポーツ面「日清広告、『関心無い』」の記事で、
大坂なおみ選手の発言内容が「なぜ多くの人が騒いでいるのか分からない。この件についてはあまり関心が無いし、悪く言いたくない」とあるのは、
「騒ぐ人たちのことも理解はできる。この件についてはあまり気にしてこなかった。答えるのはきちんと調べてからにしたい」の誤りでした。
大坂選手の英語での会見内容を、誤って訳しました。


大坂選手の英文の発言と思われるものがASAPsportsのサイトに掲載されていました。
AUSTRALIAN OPEN January 24, 2019 Naomi Osaka|ASAPsports
But I think for me, like, I get why people would be upset about it. The person that, like, drew that, I'm not really sure, but I think he was the creator of Prince of Tennis. I feel like you would have to do research on it, like, to see if he's ever done things like this before.

I mean, to be honest, I haven't really paid too much attention to this. This is sort of the first time that anyone's asking me questions. I don't really want to say anything wrong at this point. I feel like I should do my research before I answer, if that's okay.


ネットで海外のニュースも含めてタイムリーに閲覧できる時代となったので、今回のような誤訳があれば直ぐに指摘されてしまいます。紙の新聞だけだった時代のようないい加減な記事が通用しなくなっています。
昨年の新聞の発行部数が発表されていますが、2017年の42,128,189部から39,901,576へ222万部も急減しています。この傾向はますます強まるでしょう。
押し紙(ノルマ達成と押し紙|新聞販売店|Wikipedia)を含めて膨大な紙資源の無駄遣いが行われています。エコのためには良い傾向だと思います。

日本新聞協会のWebサイトに新聞の発行部数の情報。
新聞の発行部数と世帯数の推移|日本新聞協会より、

新聞の発行部数
 年     合計   一般紙  スポーツ紙
2000年 53,708,831 47,401,669 6,307,162

2014年 45,362,672 41,687,125 3,675,547
2015年 44,246,688 40,691,869 3,554,819
2016年 43,276,147 39,821,106 3,455,041
2017年 42,128,189 38,763,641 3,364,548
2018年 39,901,576 36,823,021 3,078,555