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ちょっと古い記事ですが、

身近にも健康のために毎日スマホの歩数計で測定して1日1万歩以上歩くようにしている人がいますが、米国での高齢女性での研究では1万歩数も歩かなくても良いとの研究結果が出ているようです。
1万歩以下でも死亡率低く 高齢女性で米研究-47NEWS
被験者を、平均歩数の多さによって四つのグループに分け、死亡リスクとの関係を調べたところ、歩数が最も少なかったグループ(平均約2700歩)に比べ、少ない方から2番目である平均約4400歩のグループの死亡リスクは41%少なかった。

 別の計算法でも分析した結果、死亡リスクは歩数が増えるほど小さくなっていき、約7500歩以上で最小となった。歩数が同じであれば、歩くのが速くても遅くても死亡リスクにはっきりした違いはなかった。

1日1万歩歩くのが健康に良いと言う説が広まったのは日本の「万歩計」のマーケティングによるもののようです。
チームによると、活動量計の目標値が1日1万歩に設定されていることは多いが、その理由は実はよく分かっていないという。論文は1960年代に日本で歩数計が「万歩計」として売り出されたのが始まりではないか、との説を紹介している。

元ネタをネットで探したら、ハーバード大学の公衆衛生大学院のWebサイトで見つけました。
10,000 steps not a magic number for fitness | News | Harvard T.H. Chan School of Public Health
Lee looked into the origins of the 10,000-step standard, which is commonly used as the default by fitness trackers and smartphone apps, and found that it appears to have started as a marketing strategy by a Japanese pedometer company in the 1960s. She said in a May 31, 2019 article in The Atlantic that the company’s product seems to have been named the “10,000 step meter” because the Japanese character for 10,000 looks like a person walking. Lee found no evidence that the health benefits of that particular number have ever been scientifically validated.

万歩計は英語で“10,000 step meter”
歩数計は英語で"pedometer"と表現されるようです。

ちなみに『万歩計』は山佐時計計器株式会社の登録商標です。
『万歩計』は山佐時計計器株式会社の登録商標です。当社の"歩数計の製品名”です。万歩計の山佐(ヤマサ YAMASA)