アメリカのメンフィスで行われている、男子テニスツアーのアメリカ国際インドアテニス選手権(U.S. National Indoor Tennis Championships )のシングルス準決勝で、ATPランキング16位で第1シードの錦織圭(Kei Nishikori)がATPランキングで80位のイヴォ・カルロビッチ(Ivo Karlovic)に6-4、 7-6(0)のストレートで勝ち、昨年に続き本大会2連勝となりました。
第1セットはカルロビッチのサービスゲームをひとつブレークし、それを守りきって6-4で取りました。
第2セットはお互いにサービスキープでタイブレークへ。そこで、錦織が驚異的な集中力を見せ、相手に一本もポイントを与えずに、7-0で取りました。
試合後には2連勝の錦織の名前が壁に書き込まれました。
カルロビッチは既に34歳でランキングでは格下ですが、211cmで104kgの巨体からの強烈なサーブを武器にしています。
過去の対戦成績(ATP Head to Head: Kei Nishikori vs Ivo Karlovic)は錦織の0勝2敗でした。
先日行われた、PBZザグレブ・インドアの1回戦で、サービスエース44本の歴代最高タイ記録を達成していて、今日も錦織は2セット合計で20本のサービスエースを奪われました。
少しでも気を抜いて、サービスゲームをブレークされたら、セットを取られてしまいます。
昨年までの錦織は、試合の途中で集中が切れることが度々ありましたが、マイケル・チャンがコーチに加わり、厳しい目でコートサイドから睨み付けていることもあると思いますが、最後まで集中力を切らさずに勝ち抜くことが出来ました。
この調子ならトップ10入りも間近だと思われます。今年の活躍が楽しみです。
エルヴィス・プレスリーゆかりの地での大会らしく、優勝トロフィーはギターの形をしたラケットでした。
大会公式サイトの錦織2連覇のニュースに、マイケル・チャン他のスタッフ陣との写真が掲載されていました。
Kei Nishikori Repeats As Memphis Champion
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