昨日は東京ビッグサイトで行われていた「ソフトウェア&アプリ開発展」へ行ってきました。
久しぶりの展示会でしたが、あまりの混雑に驚きました。世の中、特にIT関連産業はモバイル化のおかげかと思いますが、極めて好景気のようです。
会場には、中国や韓国などのアジア地域の企業が出店していましたが、その一角にスリランカの企業のブースがありました。
スリランカパビリオン/SRI LANKA EXPORT DEVELOPMENT BOARD EDB
スリランカと言えばセイロン紅茶のイメージが強いですが、最近は農産品だけでなく日本のソフト業界のアウトソーシング先ともなり始めているようです。
英国の植民地であったので英語は通じるでしょうから、インドのIT産業と同じでアメリカの大学の卒業生でIT企業で働いていた人が、母国へ帰って独立した企業も多いことでしょう。
会場の方のお話では、サイエンス系の大学出の優秀な技術者が大勢いるそうです。
文部科学省の認可の壁があり、異常なくらいの人手不足で海外にまで開発を依頼しなければならない状況でも、日本では大学の新設は自由にできません。アメリカのように自由に学校は新設できるようにすれば、魅力のあるサイエンス系の学部が新設され、アジアの新興国に負けない活気を取り戻せると思います。