スペインのバルセロナで開催されている、バルセロナオープン・バンコ・サバデル 決勝で錦織圭がナダルに敗れ準優勝となりました。
ATPランキング6位で第2シードの錦織圭(Kei Nishikori)が 5位で第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal)に4-6、5-7で敗退。
全盛期の調子を取り戻してきているナダルのトップスピンストロークがエンドラインぎりぎりに決まり、錦織のフレームショットが目立ちました。
実際のボールは相当に強烈な回転で、コートの状況により跳ねる角度が異なったりと、大きなバウンドの変化に対して、スイートスポットで捉えることが難しかったのかと思われます。
それでも、過去の対戦成績が1勝8敗と大きく負け越しているナダルに対してほぼ互角の戦いでした。
勝負事にレバタラはありませんが、第一セットの出だしのナダルのサービスゲームをブレークしておけば、また、第2セットの出だしのナダルのサービスゲームをブレークした直後のサービスゲームをきっちりキープしておけば、もしかしたら勝てたかもしれません。
13回のブレークチャンスで3回のブレーク。ジョコビッチと同様、ブレークチャンスはあっても、なかなかブレークさせてくれませんでした。 そのあたりがトップ4との差なのかもしれません。
負けはしましたが、錦織はクレーコートでのスキルをかなり向上させてきています。全仏での活躍が期待されます。
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