電気料金の値上げのニュースなどが話題となっていますが、東京と埼玉では電気料金値上げに関する公聴会が開かれるようです。
東電の"電気料金値上げ"テーマ、東京・埼玉で6/7・9公聴会 - 傍聴も募集
節電意識も高くなっているようで、昨年の8月に書いた私のブログのページ「従量電灯Cから従量電灯Bへの変更で電気料金が月に1,000円以上も格安に」への来訪もここのところ増えてきています。
従量電灯BとCの違いを知らない人も多いようです。
実際に昨年の9月に従量電灯Cから従量電灯Bへの変更の工事を行ってから、ブレーカーが落ちることもなく特に支障もなく過ごせています。
以前、 メーター==漏電ブレーカー となっていたのを、
メーター==>アンペアブレーカー==漏電ブレーカー とする工事を近所の電気屋さんに頼んで行いました。
実際に工事前と工事後の請求書を見ると基本料金が1,092円安くなっていました。
また、電灯をLEDに交換するなどで、節電も行っています。
工事前(従量電灯C)
工事後(従量電灯B)
家の新築以来20年にわたり、ずっと余分にお金を払っていたのでトータルで26万円ほどのお金を無駄にしたことになります。
是非、従量電灯Cでお使いの方は従量電灯Bへの変更の検討をすることをお勧めします。
参考となる前回書いた内容を転載しておきます。
東京電力 電気料金単価表/電灯
B 基本料金
10A 273円00銭
15A 409円50銭
20A 546円00銭
30A 819円00銭
40A 1,092円00銭
50A 1,365円00銭
60A 1,638円00銭
C 基本料金 1kVAにつき 273円00銭
Yahoo! JAPAN 節電・停電 東京電力エリア版を見ると、主な電気製品の使用電力量の目安が記載されています。
電子レンジ1400W、オーブントースター 1000W、ドライヤー1000W、冷蔵庫 200W、エアコン 750W、テレビ 150W、パソコン 45W、扇風機 40W、熱灯 60W、電球型蛍光灯 12W、など。
もちろん、使用している製品により異なりますが、大まかな目安にはなります。
同時に使用するであろう電気製品の数値を足して、100で割れば必要なアンペア数が分かります。
アンペアブレーカーが、契約アンペア数を超えた場合に自動で落ちでますので、電気をジャブジャブ使い放題とは行きませんが、当たり前の話です。ちなみに我が家では特に注意していませんが、半年以上経過していますが、ブレーカーが落ちた事は一度もありません。
YahooやGoogleで”従量電灯Cから従量電灯Bへ”と検索すると沢山の記事が見つかります。変更している人や検討中の人が沢山いるようです。
電力会社の発電所建設は最大電力利用を仮定して建設計画を立てているようですので、全国の従量電灯Cの家庭が従量電灯Bに変更すれば、発電所建設を減らすことにもつながるのではないでしょうか。
ゴミばかり出してエコにならないエコポイントよりも、このような工事へ補助金を出した方がよっぽどエコになると思います。
Wikipedia:アンペアブレーカー