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テニスラケットのプリンスが倒産したようです。
YOMIURI ONLINE:テニスラケットのプリンスが破たん…販売不振で

私がプリンスのラケットを初めて手にしたのは、確か1984年だったと思いますが、初めてアメリカへ行った時にスポーツショップであこがれのラケット、Graphiteを購入しました。
当時、確か日本円換算で4−5万円した記憶があります。日本で買うともっと高くてとても手に入れる事が出来なかったほどに高価な人気商品でした。

ネットで調べてみたところ、Prince Graphiteには1本線とか4本線とか生産地で異なるようですが、私のは1本線でした。
Prince Graphite


あの当時は毎年、東京体育館でセイコー・スーパー・テニス(Wikipedia:セイコー・スーパー・テニス)が開催されていいて、当時の3大スターのビョルン・ボルグ、ジミー・コナーズ、ジョン・マッケンローなどが出場して、大変に盛り上がっていました。
中国がまだ発展途上国の時代でしたので、アジアのテニスと言えば日本でした。

その大会で1981年に後に俳優に転向するヴィンセント・ヴァン・パタン(Wikipedia:Vincent Van Patten)がジョンマッケンローその他の強豪を破って、優勝しました。
彼が使っていたのがプリンスのデカラケGraphiteで、日本でも人気が出ました。

最近は、ナダルの活躍以降、テニスコートではバボラーを使っている人が本当に多くなりましたし、錦織の活躍でウィルソンが売れているようですし、プリンスのラケットを使っている人も減ってきているように見えました。
私も、黄色い色が気に行ってバボラーのエアロを購入しましたが、どうも自分のテニスに合わないようで、プリンスに戻したりと、試行錯誤を続けている所です。

長年、プリンスト言えばシャラポアと言う代名詞になっていましたが、契約をHEADに変更してしまった時には驚かされましたが、長年使ってきたものを変更するとは、ラケットやメーカーの限界を感じていたのでしょうか。

長年使ってきていただけに、少しばかり寂しい気持ちになってしまいました。