昨日から有明コロシアムで始まったフェドカップ ワールドグループ1プレーオフのベルギー戦の応援へ行ってきました。
最初に両国チームの入場行進の後で両国国歌斉唱があります。国別対抗戦の雰囲気で会場が盛り上がって来ます。
対戦相手のベルギーは強敵のキム・クライシュテルスとヤニナ・ウィックマイヤーが欠場ただけでなく、3番手でWTAランキング175位のキルステン・フリプケンスまでも不参加のため、全員が200位以下のメンバー構成なので楽勝かと思いましたが、若い長身選手の元気なプレーに思った以上の接戦となりました。
森田あゆみ WTAランク83位 対 アリソン・バンアーツバンク(Alison Van Uytvanck) WTAランク274位
6-4、6-4で森田が勝利
出だしは硬さがあったのか、相手の170kmを超えるサービスに苦しみ、先にブレークされてしまう、不安なスタートでしたが、森田の両手打ちの弾道の低い鋭いストロークが決まり出すと森田ペースに。
2セットととも1ゲームブレークされましたが、2ゲームのブレークを奪って勝ちました。
クルム伊達公子 WTAランク84位 対 タマリン・ヘンドラー(Tamaryn Hendler) WTAランク203位
6-1、6-4で伊達が勝利
第1セット、出だしこそ長いゲームが続きましたが、相手が伊達さんの早い展開についてこれなくて一方的な展開で勝利。
これは楽勝かと思いましたが、2セット目は最初のサービスをブレークされてしまい0−3に。
しかし、ここから盛り返して一進一退の展開の4−4から相手のサービスゲームをブレークして2ゲーム連取して勝利。
伊達さんのプレーにはネットプレー、スライス、ロビング、甘いサービスを前に踏み込んで一撃で決めてしまう鋭いリターンなど、多彩なショットがあり観客を楽しませてくれます。
また、追い込まれた時に一気に逆転してしまうショットのキレにはとても41歳の年齢を感じさせないものがありました。何度見てもそのプレーに感動させられます。
試合後には多くのファンにサインしてくれました。
今日はシングルス2とダブルス一つのうちの、あと一つ勝てば勝利で、いよいよワールドグループ1に復帰となります。
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