全仏オープンテニスのシングルス準々決勝 錦織がナダルに完敗しました。
Roland Garros French Open - Official Site
ATPランキング7位で第7シードの錦織圭(Kei Nishikori) が 2位で第2シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal)に1-6,1-6,3-6のストレートで敗退。
100%の状態でもクレーキングのナダルに勝つのは難しい状況ですので、長時間の連戦の疲がある状況ではとても勝負になりませんでした。3セットで全部で7ゲームのサービスゲームをブレークされました。
ただ一つ気になったのが、ファーストサーブが入った時のポイント獲得率が44%。セカンドサーブの50%よりも低くなっている点です。
サウスポーのナダルには右利きのスライス回転のサーブをバックハンドに入れた方が返球しにくいと思われますが、フォアサイドへ入るファーストサーブが多く見受けられました。このサーブをいきなり強烈なトップスピンの深い返球をされてしまい、常に受け身の展開となってしまいました。連日の疲れで冷静な状況判断もできなくなっていたのかもしれません。
負けはしましたがベスト8。ナダルともつれた試合を行って体を壊すよりは良かったと思われます。次のウインブルドンへ向けての活躍が期待されます。
錦織圭公式サイト,公式ブログ,Facebook