クルム伊達公子さんが、有明で行われている、東レ・パンパシフィック・オープン一回戦で7―5、3―6、6―3でWTAランク15位で昨年のチャンピオンのマリア・シャラポア(Maria Sharapova)に勝ちました。

昨日はGAORAで観ましたが、2セット目を3−6で落とし、3セット目の出だしも、押され気味だったので、もうここまでかと思ったら、あの伝説のフェドカップでのグラフとの死闘の時の様なストロークが戻ってきました。
シャラポアがハードヒットしてエンドラインぎりぎりに深く入ってきたボールを、エンドラインで後ろの脚の膝が地面に着くくらいに足に低く構えた姿勢から、目の覚めるようなライジングで更に鋭く返します。失敗しても笑顔が浮かんだり、まさにあのフェドカップの時の姿を思い出しました。

シャラポワはサーブを厳しいところに入れようと意識しすぎたせいなのか、多数のダブルフォールトを重ねていました。

今日で40歳になった伊達さんの驚異の体力、精神力にお度と化される試合でした。

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