一昨日の日経夕刊に「日本人留学生の求人活況 説明会の参加企業5割増」との記事が掲載されていました。
ネットで調べたら、日経のWebサイトに掲載されていました。
日本人留学生の求人活況 説明会の参加企業5割増
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2012年春の新卒採用で、海外にいる日本人留学生の求人を増やす動きが広がってきた。」
とあります。
また、今年も秋にボストンでアメリカ在住の日英バイリンガルでを対象とした就活イベントがあります。
ボストンキャリアフォーラム
参加企業リストを見ると、
日本銀行、三菱東京UFJ銀行、フジテレビジョン、電通、野村総合研究所、パナソニック、富士通、その他の製造業、金融、マスコミなどの著名な企業が参加しています。

以前から何度かこの類の記事を紹介していますが、今の状況は就職難ではなくて、需要と供給のミスマッチだと思います。

ただし、アメリカの大学は簡単に卒業できないので注意が必要です。
以前にアメリカ留学を斡旋している方から、「アメリカの大学に留学した人の85%が卒業できない?」と伺いました。
大学の授業についていけるだけの語学力が無いのがネックのようです。
高校からアメリカに留学して、大学院を卒業した知人がいますが、高校から入ってしまえば大学へ行くころにはネイティブに近い英語力が身に付いているでしょう。

最近は幼児の頃からインターナショナル・プリスクールへ通わせて英語を音から身につけさせようとする親御さんも多いようですが、まずは相手が何を言っているか聞き取れる能力をつけることが最重要だと思います。

私は外国人と一緒に働いたことがありますが、読み書きや話すことは自分のペースで出来ますが、聞き取るほうはどうしても相手のペースになってしまいますので厄介です。

ネット時代で世界がどんどん近くなってきます。語学力はこれか益々重要になると思います。