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韓国のホワイト国除外の件で連日の報道が続いています。
韓国にとっては半導体大手のサムスン電子、SKハイニックスなどの韓国の輸出産業を支える企業の業績にかかわる大問題でしょう。

このニュースを見ると思い出されるのが、韓国への東芝の半導体の研究データ流出事件です。
東芝研究データ流出、元技術者を起訴 不正競争防止法違反罪で東京地検
なぜ東芝の重要情報がライバルに漏れたのかー東洋経済オンライン

昨年、筑波大学名誉教授の遠藤誉氏の書かれた記事を見ると、日米半導体摩擦が始まってからの日本の半導体産業つぶしの経緯、当時の技術者による韓国への技術流出の実態が詳しく説明されています。
日本の半導体はなぜ沈んでしまったのか?(遠藤誉) - 個人 - Yahoo!ニュース
 その人は元東芝の社員で、非常に高度な半導体技術の持ち主だった。しかし半導体部門が次々に閉鎖され、上級技術者もリストラの対象となって、すでに「もしもし」と声がかかるようになっていた。解雇は時間の問題だった。そういった人たちのリストを韓国は手にしていた。そこで水面下でこっそりと近づき、甘い誘いを始めたのだ。
 金曜日の夜になると東京からソウルに飛び、土曜と日曜日の2日間をかけて、たっぷりとその半導体技術者が持っている技術をサムスン電子に授ける。日曜日の最終フライトで東京に戻り、月曜日の朝には何食わぬ顔をして出社する。
 土日の2日間だけで、東芝における月収分相当の謝礼を現金で支給してくれた。領収書なしだ。

このような実態がありながら、何故、韓国への輸出を優遇してきたのか不思議でなりません。