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週刊文春が週刊新潮のスクープを盗んでいたとの週刊新潮の告発記事が話題となっています。
文春オンラインのサイトに「週刊文春」編集長の盗用の否定が掲載されましたが、
「週刊文春」編集長から読者の皆様へ
『まず、「週刊文春」が情報を不正に、あるいは不法に入手したり、それをもって記事を書き換えたり、盗用したりしたなどの事実は一切ありません。。。』


中吊り広告のトーハンのサイトには文藝春秋に中吊り広告を貸し渡したことを認める内容が掲載されました。
株式会社新潮社様の週刊新潮に係る中吊り広告取扱いについてのお詫び
『当社が文藝春秋様に中吊り広告を貸し渡したことは不適切な取扱いであり、既に新潮社様に対して、取引者間の誠実義務に欠けていたことを認め、お詫びをしております。。。』


外注業者との契約書には機密保持事項を入れるのが普通だと思うのですが、新潮社とトーハンとの契約に機密保持事項が無かったとしたらずいぶんと脇が甘かったと言う事では無いでしょうか。

競争の激しい週刊誌業界ですが、日本雑誌協会の印刷部数のサイトのデータを見ると、
日本雑誌協会 - 印刷部数公表
2017年1-3月の印刷証明付き発行部数のデータ
週刊文春 文藝春秋 651,833
週刊現代 講談社 487,273
週刊新潮 新潮社 447,706


となっています。
1位の週刊文春が2位以下に大きく差を付けています。
文藝春秋としては不法に入手はしていないとの主張でしょうが、今回の事は明らかにルール違反だと思います。
フェアにスクープ合戦をした方が業界全体の発展になると思います。