錦織選手の活躍が目立つテニス界ですが、女子選手もがんばっています。
フェドカップのアジア/オセアニアゾーン・グループ1部の決勝戦で日本チームがカザフスタンを下し優勝し、4月19、20日に行われるワールドグループ2部プレーオフ進出を決めました。
日本はグループAの予選リーグ1回戦で腰を痛めた奈良を、2、3回戦で休ませた作戦が功を奏しました。
逆にカザフスタンはグループBの予選で3勝を上げている、シングルスNO1でWTAランキング33位のザリナ・ディアス(Zarina DIYAS)が決勝戦に出て来ませんでした。連戦でどこかを痛めたと思われます。
奈良くるみのランキングは44位。出てきていたら、ランキング通りに順当に行けば負けているところでした。
第1試合
WTAランキング103位の土居美咲(Misaki Doi)が 111位のユリア・プティンツェワ(Yulia Putintseva)に6-1、6-3のストレートで勝利。
第2試合
WTAランキング44位の奈良くるみ(Kurumi Nara) が 51位のヤロスラーヴァ・シュウェドワ(Yaroslava Shvedova)に2-6、7-6、6-2の逆転で勝利。
奈良選手のブログによると、
2-6、2-5の相手(シュウェドワ選手)のサービスでとありました。奇跡の大逆転劇で勝ち取ったようです。
40-0という崖っぷちから
10本のマッチポイントをしのいでの逆転勝ちでした。
155cmの身長でランキング44位。強靭な精神力によって現在のランキングを維持しているのでしょう。
日本の勝利が確定し、穂積絵莉(Eri Hozumi)と青山修子(Shuko Aoyama )のダブルスの試合は行われませんでした。
今回はグループAの予選リーグの2、3回戦で、奈良の代わりにシングルスに出場した穂積が2勝、ダブルスでも青山と組んで3勝する素晴らしい活躍でした。
これからの活躍が楽しみな選手の一人です。
穂積は月曜日からオーストラリアで始まる下部ツアーのITFのロンセストン(Launceston)の大会に出場の予定。移動が厳しいですが、第2シードで2回戦からの登場になります。
先週は、米国在住の注目選手 1997年生まれの17歳で180cmの長身選手 大阪なおみ(Naomi Osaka)が、アメリカのミッドランドで行われた下部ツアーITFの大会の2回戦で、WTAランキング87位で第2シードのNicole Gibbsに勝ち、準々決勝まで進んでいます。
現在のランキングは243位ですが、昨年は元世界ランク4位のサマンサ・ストーサーを敗る金星を上げています。ランキング100位以内に入って来るのも近いのではと期待しています。
奈良くるみ公式ブログ
土居美咲公式ブログ
穂積絵莉公式ウェブサイト
Naomi Osaka 大坂 なおみ | Facebook
Fed Cup
フェドカップ JTA 公式サイト
日本テニス協会公式ブログ