昨日、インドネシアのバリ島で行われていたWTAテニスツアーのコモンウェルスバンク・トーナメント(Commonwealth Bank Tournament of Champions)でクルム伊達公子が3位決定戦でWTAランク31位のダニエラ・ハンチュコバ(Daniela Hantuchova)を7-5,7-5のストレートで破り、3位となりました。

今回は準決勝でWTAランク24位のアナ・イバノビッチ(Ana Ivanovicセルビア)にフルセットで敗れ、決勝進出ははならなかったですが、イバノビッチはWTAランク27位のアリナ・クレイバノワ(Alisa Kleybanova)をストレートで破り優勝していますし、第1シードでWTAランク11位のナ・リー(Na Li)を初戦で破りましたので、優勝または準優勝してもおかしくない戦いぶりでした。

HP OPENでは当時WTAランク8位のサマンサ・ストザー(Samantha Stosur)を破っていますし、現在、20位以内の実力はあるのではないでしょうか。ただ、年齢からくる回復力の低下から、3セットマッチの連戦が続くと体力が落ちてくるようです。現在のWTAのポイントシステムは毎週試合に出場してポイントを稼いでいかないと順位が上がらないので、40才を超えた伊達さんにはつらいところです。

昨日の全日本選手権では女子は19才の土居美咲が、男子は22才の杉田祐一が優勝しています。最近は錦織選手を筆頭に20才前後の若い人の活躍が目立ってきました。伊達さんのようにどんどん世界へ出て行って活躍してほしいものです。

Commonwealth Bank Tournament of Champions

伊達公子オフィシャルブログ