今朝行われたワールドカップの日本対ベルギー戦ではロスタイムの最後の最後に1点を入れられての残念な敗戦となってしまいましたが、このシーンを見ていて、なでしこジャパンがPK戦で優勝した、女子ワールドカップ2011年の決勝の日本対アメリカ戦が思い出されました。
この大会では宮間選手のニアサイドへの低く早いコーナーキックに合わせた澤穂希選手の芸術的なシュートで奪った同点ゴールが脚光を浴びていましたが、延長後半のロスタイムに岩清水選手がPKエリア直前でファウルで止めたモーガン選手のシュートもキーポイントとなっていました。
岩清水選手はこれがサッカー人生で初のレッドカードであったようで、試合後のインタビューでは「あのシュートを打たれてたら入っていたと思っていた」と言っていました。
Youtubeにアップされているあのシーンの動画を見ましたが、ファウルで止めなければフリーでシュートを打たれて終わりだったと思われます。
勝負事にレバタラはありませんが、残り時間がほとんどない状況でファウルしてでも止めていたら、PK戦に持ち込めて勝てていたかもしれません。レバタラを言い出したら、柴崎選手と本田選手との交代がなければキーパーに取られて逆襲されるような高いコーナーキックは打たなかったかもしれませんし、きりがありませんが、にわかサッカーファンとしては、このようなサッカーネタを肴にしてお酒を楽しませてもらっています。
今回は、「ドーハの悲劇」の経験が生きたのか、予選リーグの最終戦ではボールをキープしてしたたかに勝ち上がりましたが、今回の経験がきっと将来のワールドカップ優勝につながる良い経験になると思います。
4年後のワールドカップでのサムライジャパンの更なる活躍を楽しみにしています。