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添田豪選手のブログに「今後の事や取り組みはテニスマガジンの連載に載っているので、そちらをチェックしてくれると助かります。」とあったので、本当に久しぶりでテニスマガジンを購入して読ませてもらいました。

添田さんは現在、ロンドンオリンピック出場を目指してがんばっています。
今頑張らなくて、いつ頑張るんだ、という気持ちです。
とありました。あと2カ月、何とかオリンピック出場を勝ち取ってくれることを祈ります。


ところで、武田薫さんの巻末コラムサーティオールになかなか興味のある事が書かれていました。
有明コロシアムで伊達公子がグラフを破ったあの感動のフェドカップですが、実は当初は浜松の会場での開催が予定されたそうです。これに反発したのがナショナルチームの指導現場にいた竹内映ニさん達だったそうです。この熱意で会場は有明に変更されたけれど、若手のコーチたちには券売を求められたようです。
そして15年経った今年のデビスカップがたった2000人しか入らない兵庫の山の中の会場で行われました。
全く体質が変わっていないと言うことのようです。

ネットで探したら、武田薫さんが2002年のフジテレビのスポーツコラムにフェドカップでの出来事を「日本のスポーツ界の嫌らしさが出た事件だった。」と書いているのを見つけました。
日本テニス界の姿 - 武田薫のフジテレビ・スポーツコラム
あの当時、協会と伊達さんが揉めていたことは記憶に残っていますし、伊達さんの疲れた姿が印象に残っていますが、協会の体質がこれほどひどかったとは知りませんでした。

鈴木貴男さんが、今回の竹内監督の後任に坂井利郎さんが選ばれたことに対する疑問をブログに書いています。
鈴木貴男オフィシャルブログ
現役選手が立場が悪くなるのを承知でこのような意見を書くとはよほど腹にすえかねたのでしょう。

どうも、日本ではどの分野でも上の方が腐っているようです。
老害は本人が自覚できないところが困ったところです。

ちなみにWikipediaで老害(Wikipedia:老害)を調べると
老害(ろうがい)とは、高齢者たちが実権を握り、若年者(若者)たちが充分に活動できない状態を言う。また、企業や政治の指導者層の高齢化が進み、円滑な世代の交代が行われず、組織の新陳代謝(若返り)がはばまれる状態と定義される。
とありました。