イギリスのロンドンで開催されている、ATPワールドツアー・ファイナルズ(Barclays ATP World Tour Finals)の準決勝。錦織がジョコビッチに敗れました。
ATPランキング5位の錦織圭(Kei Nishikori)が 2位のノヴァク・ジョコビッチ(Novak Djokovic)に1-6、1-6のストレートで敗退。
会場に登場したときの錦織選手が俯き加減で、表情に精気がなくすごく心配でした。
やはり、試合が始まると、ジョコビッチの左右の振り回しに対して反応が鈍く、ヒッティングポイントに入って力強く振り抜く事が出来ず、ミスショットとなるか、威力の無いショットが餌食となっていました。
錦織のファーストサーブも勢いが無く、レシーブが得意なジョコビッチに強烈なショットで返球され、ほとんどサービスゲームのキープが出来ませんでした。
今回はマレー戦の疲れが最後まで影響してしまったようです。準決勝進出が決まっていた、チリッチ戦では少し手を抜いてジョコビッチとの準決勝に体力を温存するような作戦もあったのではないかと思われます。
身長の低い錦織選手はサービスエースで得点を重ねる長身選手と比べると、体力消耗が激しく不利となる事は致し方ありません。観客には申し訳ありませんが、時には体力を消耗しないために試合を棄てる様な戦略も必要となってくるのではないでしょうか。
錦織選手の年内の公式戦は終了しましたが、2つのエキジビションマッチが日本で開催されます。
11月26日に有明コロシアムで 日清食品ドリームテニス
12月2日〜12月4日にさいたまスーパーアリーナでインターナショナルプレミアテニスリーグ(IPTL)
日清食品ドリームテニスの方は全ての席のチケットが既に売り切れでした。
IPTLの方はまだ残っていますが、すごく高額な料金設定となっています。
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