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全仏オープンテニスのシングルス4回戦、錦織が敗退しました。

Roland Garros French Open - Official Site

ATPランキング21位で第19シードの錦織圭(Kei Nishikori) が 8位で第7シードのドミニク・ティーム(Dominic Thiem)に2-6、0-6、7-5、4-6で敗退。
過去の対戦成績では錦織の2連勝中でしたが、クレーコートでナダルに勝っているティーム。甘くはありませんでした。
ティームはサーブが絶好調で210km/hを超えるファーストサーブが左右のコーナーに深く決まり、ファーストサーブが入った時に錦織はポイントを全く取れないスタート。
ストロークの打ち合いでも、ティームの回転量の多いトップスピンにタイミングが合わず、浅いポジションからハードヒットを試みますがミスショット連発でほとんど試合にならない状態で2セットを2-6、0-6と連取されてしまいました。

ここで、錦織がトイレットブレーク。3セット目は少し下がってつなげる作戦に。
徐々にティームのストロークにタイミングが合うようになり、深いボールを返球できるようになるとティームにもミスが出始め、互角の展開でお互いサービスゲームをキープする流れに。
最後は6-5からのティームのサービスゲームをブレークして7-5で取りました。

第4セットも第3セット同様に、お互いサービスゲームをキープする流れでしたが、3-3からの錦織のサービスゲームでファーストサーブが入らずに0-30の苦しい出だしに。
最後は30-40からのバックハンド側へのスピン系のセカンドサーブをティームがフォアに回り込んで逆クロスにハードヒット。このショットがコーナー深くに決まり、勝敗を決するショットとなってしまいました。第3セットから続いていた集中力がこのゲームでほんの少し途切れてしまったのかもしれません。
錦織も集中力をアップしてブレークバックを試みますが、結局キープされて4-6で敗退となりました。

4回戦での敗退と残念な結果に終わりましたが、ケガでの長期ブランクから、本大会の優勝候補のティーム相手に互角に戦えるところまで回復してきました。
2週目の戦いがない分、十分な回復ができます。これからウインブルドンへ向けての芝のコートでの戦いに期待したいと思います。

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