ロンドンではトップ8選手によるATPワールドツアー・ファイナルが行われていますが、慶応大学の日吉キャンパスでは下位のATPチャレンジャーツアー 慶應チャレンジャー国際テニストーナメント 2014が行われています。
賞金はロンドンの百分の一以下のトーナメントですが、このトーナメントの中から明日のATPツアーレベルの選手が出てくるかもしれません。観戦料金は無料ですのでテニスファンの方にはオススメです。
駅前の銀杏並木が色づき始めていました。
昨日は、昨年の全日本選手権で準優勝、アジア大会で優勝した19歳の西岡と第2シードの添田との対戦カードがあったので、慶応まで観戦に出かけました。
ATPランキング116位で第2シードの添田豪(Go Soeda)が 164位で第7シードの西岡良仁(Yoshihito Nishioka)に6-2、6-2のストレートで勝ちました。
西岡はサーブにスピードが全く無く、ファーストサーブインの確率が54%で、ポイント率が45%。全く相手にならない状況でした。
西岡には錦織と同じ盛田ファンドでIMGアカデミーへの留学と最近の活躍から期待していたのですが、添田の一方的な展開で、がっかりさせられた試合となってしまいました。どこか体の具合が悪いのかもしれません。
伊藤竜馬の試合は前の試合が長引いた影響で開始が遅く、観戦できませんでしたが残念ながら敗退しました。
ATPランキング103位で第1シードの伊藤竜馬(Tatsuma Ito)が 180位で第8シードのチャン・ヒョン(Hyeon Chung)に4-6、2-6のストレートで敗れました。
チャン・ヒョンはランキングは下ですが、ランキングを今年初めの500位台から一気に上昇させて来ている伸び盛りの18歳。トップ100入りも近いかもしれません。
伊藤には今回優勝してトップ100入りを期待していたのですが、残念な結果になってしまいました。
今日は準決勝戦が行われ、添田が230位のキール・エドモンドKyle Edmundと対戦します。エドモンドもランキングは下ですが、19歳の伸び盛り。今年初めの300位台のランキングから順調に上げてきています。
決して侮れない相手ですが、勝ち抜いて明日の決勝に進むことを期待しています。