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2:バルセロナ観光=>バレンシアへ
リゾート地シッチェスの観光は無しでバルセロナへ行って市内観光。

○サグラダ・ファミリア(聖家族教会)
アントニ・ガウディ作でユネスコの世界遺産のサグラダ・ファミリアへ。
テレビや写真などで見ていましたが、想像以上の迫力に圧倒されました。
1882年に着工され、もう100年以上建設が進んでいるのに、思った以上にまだ工事が残っているという印象でした。
内部に入ると、紐とおもりを用いた道具を用いた実験道具が展示されていました。
紐におもりを吊り下げてできる形を上下反転させたのが応力的にバランスのとれた構造になるようです。
展示物には上に鏡があって、反転した形が見れるようになっています。
コンピューターのなかった時代に、実験的に簡単に応力のバランスを求める手法だったのだと思います。
鉄道がすぐ近くの地下を通る予定なので、地盤沈下などで建物の崩壊などの問題が出てくるかもしれないようです。
サグラダ・ファミリア崩落の危険? 地下に鉄道トンネル

○サン・パウ病院(Hospital de Sant Pau)
リュイス・ドメネク・イ・モンタネール作でユネスコの世界遺産のサン・パウ病院へ。1902年から1930年にかけて作られた建築物ですが、今でも病院として使われているというのに驚きます。

○グエル公園(Park Guell)
アントニ・ガウディ作でユネスコの世界遺産のグエル公園へ。
1900年〜1914年に分譲住宅として建造されたが、売れなかったので公園となったようです。広場のに降った雨が砂にしみ込んで濾過され、柱の中の管を通って行くという、浄水施設となっているとの説明を受けました。自然にやさしい素晴らしい作りです。

○ピカソ美術館
中世にできた建物の中に1890年ピカソが9歳ごろからの作品が年代別に、絵画だけでなく陶器なども展示されています。現地ガイドの解説を聞きながら美術館を回るのが、団体旅行での大きな楽しみですが、絵の中の人物の構図(顔の前と後ろの空間のバランス)、デッサンにおける黒人と白人の表現、遠近感の表現手法(遠近のどちらに焦点を当てるか)、色使いによる表現など、なるほどと感心させられます。

幼少のころから父の指導で絵画の勉強をして来たピカソの基礎的な表現力の高さにまず関心させられます。ピカソが14歳の時の有名な作品「初めての聖体拝領」。このような作品を14歳で描いてしまうことに本当に驚き。しっかりした基礎力の上で、写真に出来ない、新しい表現を追求していって、青の時代、点描画、ベラスケスのラス・メニーナス(宮廷の侍女たち)を題材にしてデフォルメした絵など、キュービズムに至るピカソの絵画史が一望できます。


○マリーナ・モンチョス(Marina Moncho's)
オリンピック港にあるシーフードレストラン マリーナ・モンチョスでカタルーニャ料理の昼食。人気店らしく、壁に有名人の写真が沢山貼ってありました。こちらでトマトソースパン、イカ墨のパエリア、果物のデザート。なかなかの美味でした。

食事の後はバスでバレンシアの宿泊先のエキスポ ホテル バレンシア(Expo Hotel Valencia)へ。ホテルのすぐ隣に大きなデパート(エル・コルテ・イングレス)がありましたので、買い物に。

サグラダ・ファミリアサグラダ・ファミリア
サグラダ・ファミリア ガウディーの装置

サンパウ病院サンパウ病院からサグラダ・ファミリアを眺める

グエル公園グエル公園

ピカソ美術館ピカソの「初めての聖体拝領」

ピカソの「ショールの女」ピカソの「宮廷の女官達(マルガリータ・マリア王女)」

マリーナ・モンチョスマリーナ・モンチョス イカ墨のパエリア

エキスポ ホテル バレンシアエキスポ ホテル バレンシアの夕食

エル・コルテ・イングレス

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