フランスのパリで開催されているロレックス・パリ・マスターズの準々決勝で、錦織圭がフェデラーに敗退しました。
ATPランキング11位で第10シードの錦織圭(Kei Nishikori)が3位で第3シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer)に4-6、4-6のストレートで敗退。
錦織のサービスゲームで始まった第1セット、4-4からの錦織のサービスゲームをブレークされて、4-6で落としました。
第2セットは第1ゲームでいきなりブレークされると、そのままお互いにサービスゲームをキープして、4-6で落としました。
第1セットに一度、フェデラーのサービスゲームでのブレークチャンスがありました。このチャンスにブレークできていたらもう少し競った試合になったかもしれませんが、明らかな実力差を感じました。
ストローク戦では錦織選手がわずかに勝っているようですが、サービス、ネットプレーの差が大きくブレークするのはかなり難しく、タイブレークに持ち込む以外に勝機はなさそうです。
フェデラーやジョコビッチ相手だと、セカンドサーブでは一気に攻め込まれてしまうので、ファーストサーブが8割以上入らないと勝つチャンスは無いような気がします。
敗れはしましたが、本大会では3回戦で、先日のオーストリアのウィーンの決勝戦で敗退していた、203 cmの長身のケビン・アンダーソンにリベンジを果たし、ロンドンでのツアーファイナルへ向けて9位に入ることができ、デルポトロが怪我で欠場すれば出場できるところまで順位を上げてきました。
1月の全豪を欠場し、復帰したチャレンジャー戦での一回戦敗退から始まった今シーズン、よくこのレベルまでランキングを上げてきました。素晴らしい一年だったと思います。来年の更なる活躍が楽しみです。
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