東電の清水正孝社長が実は地震当日に夫人同伴で奈良観光に行っていたことが、ばれてしまったようですが、(毎日.jp:福島第1原発:東電社長、地震当日は夫人同伴で奈良観光)、同時期に勝俣恒久会長はマスコミOBを連れて、中国旅行、首相はいきなりメルトダウンが進行中の原発にヘリ視察。

こんな極楽トンボな状況で、技術的にありえない注水停止の指示が来ても、無視して現場の所長が注水継続の判断を下したことによって、更にひどい事故にならないように食い止めたと言うのは立派なことです。(ウォールストリートジャーナル:福島第1原発の吉田所長の注水継続判断)

それにしても、命を懸けて原発事故に対処している現場の人たちに対して、あまりにも馬鹿にした話です。

小泉元首相が、自民党政権時代の原発推進について反省の弁をしているようですが(カナロコ:「原発の安全性過信」原子力政策で小泉純一郎元首相が自戒の弁/横須賀)、言葉だけでなく、与党も野党も同罪なのだから、全員の給与や年金を全額返上するくらいの反省をして欲しいものです。

この一連の記事を見ていて、クレージーキャッツの「ホンダラ行進曲」の「一つ山越しゃホンダラダホイホイ。。。」が浮かんできました。

奇しくもホンダラ行進曲の発売が1963年4月( Wikipedia:ホンダラ行進曲)で、東電の勝俣恒久会長の東京電力入社も1963年(Wikipedia:勝俣恒久)のようです。


ついこの前は、「柳田スチャラカ法相―大臣なったことが永田町七不思議」と言うのがありましたが、偉い人ほどスチャラカの人が多いのか、地位が上に行くとスチャラカになってしまうのか。とにかく困ったことです。