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平昌冬季オリンピックの日本チームが3位に入賞したカーリング女子三位決定戦での、英国チームのスキップ、イブ・ミュアヘッド選手が勝利を狙って2点を取りに行った最後のショット。
ネットの記事によると「100回中99回成功できたはず」の易しいショットだったようですが、
美女スキップの“1%の失投”に英名手は同情「残酷な終焉になってしまった」-THE ANSWER
素人目には、2点取るのはかなり難しそうに思えてなりませんでした。
あれ以来、最後の映像が目から離ずいろいろと試してみたくて、ついついシミュレーションソフトを作ってしまいました。
簡単な数値モデルなので、実際とは動きが異なると思いますが、そこそこそれらしい結果が出ました。

実際の最後の映像と同じような動きをするようにパラメーターを調整していき、
実際に近いケース、
同じスピードで厚く当たる、2,4,6,8,10cm左を通るケースと、
薄く当たる、2,4,6,8,10cm右を通るケース。
今回のシュミレーションでは4cm左を通るケースで赤石が1,2番となり2点で英国の勝ちとなりました。
2cmと、6cmのケースでは2点取れない結果となりましたので、かなり狭い範囲の精度の要求されるショットであったように思われます。

女子カーリング3位決定戦の最後のショットをシミュレーションしてみた -youtube
http://www.curingsimulation.jp/

実際の映像では 赤石1番、4番 黄石2番,3番,5番の状態から
カーリング女子三位決定戦 英国チームスキップの最後のショット


黄石2が中心へ移動し1番。日本の勝利に。
カーリング女子三位決定戦 英国チームスキップの最後のショット



実際には氷が融けることによる摩擦の変化、ストーンの重心が少しずれていたり、正確にシミュレーションするのは難しいことだと思います。